ボロージャのZUMZUMZUM

イポーニェツ、タターリンになる

「今日は霧が深いねー。晴れるかしら?」

とみんながバスの中で口々に言っていたくらい、朝から濃霧で山の中が真っ白。

そんな1日は、長距離バスターミナルまでのマルシュルートカ(乗り合いバス)で降りそびれ(降りたい場所を運転手に言わないといけない)、ヤルタの山中迷子になることで幕を開けました。

それでもなんとかバスターミナルに戻るバスをつかまえ(文字通り)、
ヤルタから3時間くらい離れたバフチサライ行きのバスに飛び乗る。

日も高くなると霧も晴れ、青空と太陽が顔を出してくれて退屈な時間は外の景色を見てぼけーっとしてました。のどか。牛や馬やリスや羊やヤギや・・・と田舎振りが想像を絶してました。

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ながーいながーいバスの旅の末、バフチサライ市に到着。
駅前についた頃には朝の霧を忘れるくらい陽光が差し込むぽかぽか陽気。

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駅前からは「古い町」行きマルシュルートカでハーンの宮殿へ。
が、またしてもここでうっかりミス!
ハーンの宮殿に気づかず終点までのりすごしちゃったー。(本日2回目)


やってしまったー

と自分の馬鹿さに呆れていたら、マルシュルートカの運転手が「送ってあげるよ」って!
見るからにタタールの血をひいていそうな気のいいお兄さんに乗せられて、やっとのことで目的地ハーンの宮殿へ。ただで乗せてくれた上に入り口の場所までちゃんと教えてくれた運転手にほんと感謝。

その昔クリミア・ハーン国の首都だったバフチサライにある宮殿に入城↓

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敷地内には歴代ハーンのお墓もあります。(墓地には入れない)
すっごい変な形で統一されているあたりがおもしろい。

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客間や夏用の部屋、ハーレムに始まり、モスクや対談用の部屋などひろいひろい。
プーシキンが詩「バフチサライの噴水」に詠んだことで有名な涙の噴水もあります。
ここで解説員のおばさんとおしゃべりして盛り上がっていた岡野さんは写真取り忘れましたけどねw

言い忘れてましたけど、タタール文化(とりわけ帽子)がお気に入りな僕は
去年行ったタタールスタン共和国以上にタタールの面影が残るここで大興奮でした。

そんな帽子姿↓

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岡野さんは恥ずかしかったので帽子をかぶったままうろうろ、とかはしなかったんですが
ロシア人は恥ずかしげもなしに宮殿内はおろか駅前や街中でもかぶったまんま歩き回っていました。
たしかにここでかぶらなかったら一生かぶらないとはおもうけど(笑)


こんな風にタタールの歴史を堪能した後は腹ごしらえ。
中央アジア系なのかタタール系なのかわからないカフェでランチ!
バフチサライ風マンティ(中央アジアのシュウマイみたいなの)とラグマン(麺の入ったスープ)↓

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夕方のランチでおなかが満たされたので、
バスに乗って一路ヤルタにかえります。夕暮れの近いバフチサライとお別れ。

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古のクリミアを支配したハーンの町には
まだまだタタールは健在でした。

今回の旅行で一番楽しかった日かもしれないバフチサライ・ツアー日記を
おまけの1枚で終ります。

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そういえば、タイトルの意味は「日本人、タタール人になる」です。
おばさんに帽子似合ってるって言われたから、調子に乗ってみた(笑)

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