ボロージャのZUMZUMZUM

「未だ4ヶ月」なんていわせない

ただいま担任の先生が身内の不幸により不在です。
ロシアでは死後9日間は喪に服すというのが慣わしなんだそう。




そんなわれわれのクラスに臨時講師のおばさんがやってきた。
彼女が担当する初日に見事に遅刻した岡野さんは、
未だ名前を知らなかったりしますw




うちのクラスは現在ロシア生活3年を数えるトルコ人主婦、高校でロシア語を学んだ経験があるモスクワ勤務のフランス人弁護士、ロシア生活通算3年目(!?)で現在イギリスの大学から派遣留学で来ているハンガリー系フランス人、僕と同じ大学からで4月から来ている日本人に僕を足した5人。




ロシアの祝日っていうテーマではどうしても経験が優勢になるので、
たかだか4ヶ月の岡野さんは最初はほとんどいないかの如く無視されていたんですが(笑)




たまたま話題が劇場に変わり、
「今までどの劇を見に行きましたか?」というお決まりの質問になり




みんなが順々に答えていくはずが、
いきなり「ボリショイ劇場に1回きり」とか答えたフランス人に先生が絶句し、
他の外国人ズも「白鳥の湖」とかバレエ(しかも王道)を答えたので先生ため息
そして僕だけ何故かその質問を飛ばされてしまう(死)








(若干落ち込んで)先生「みなさん、もっと演劇を見てくださいね。バレエもすばらしいけどロシアの演劇は世界に誇るレベルなのよ。ところで私の孫娘はРАТИを今年卒業するの。あ、РАТИって演劇の大学なのよ、知ってる?」










皆がポカンとする中、一人首を縦に振るモスクワ生活4ヶ月の日本人










「Российская академия театрального искусства(ロシア連邦舞台美術アカデミー)ですよね?昨日たまたまそこの卒業生がやってる『ライ麦畑で捕まえて』を見たんです。Театр у Никистких Ворот(ウ・ニキーツキフ・ヴォロト劇場)で。」














・・・先生、目が点。









先生「すばらしいわ!!気に入った??えーと誰だっけその劇場の演劇指導してる人って?うーん知ってるのに忘れちゃったわ。」







「気に入りました。卒業したばかりの若い俳優さんばっかりで、新鮮でした。えーっと誰でしたっけね?マルク・・・・ラゾーフスキーみたいな名前でしたよね?」







先生「そうよ!Марк Розовский(マルク・ラゾフスキー)よ!!よく知ってたわね。ほんとびっくりだわ。(みんなに向かって)これはすばらしい一例よ!みんな劇場に行きなさいね。」












こんな感じで、最初は「未だ4ヶ月だもんね」みたいだった先生の態度を180度ひっくり返しました
これで授業中存在を抹消されないで済むv









5ヶ月記念日はもうすぐそこ。僕にとっては「もう」な5ヶ月。
ロシアをたくさん吸収しないと。

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