ヤパーナツ・ポドゥナーヴァツ

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手紙の印象

一週間ほど前、セルビアの友人に絵葉書を送った。
昨日「とどいたよ」というメールが来ていたのでほっとした。


その「とどいたよ」メールの中に
手紙に書いた内容に関する返事が書いてあると思ったのだけど、


そんな内容はまったくみあたらないw




書いてあったのは、




「筆記体に感動したよ!!セルビア人が書いたようにしか見えない!!」





「感動したから隣人のロシア人のおばさんに見せに行くよ!!」


だけ。


なんか、すごく喜んでいるみたいなので良かったけど。笑


ところで、キリル文字の筆記体は、外国人には少し厄介だ。
特にセルビア語の場合、キリル文字とラテン文字の2種類が正式に採用されているので、
キリル文字は読めるけど、「書くときはラテン文字だよv」という学習者が多い。特に西欧の人はラテン文字が母語に採用されているので、書きやすいラテン文字でばかり書く傾向にある。ラテン文字の場合、筆記体の各言語差は少ないし、「文字の練習」をスキップできるのでとっつきやすいのだ。そのため、セルビアに留学に来て、「作文はキリル文字で出してね!!」なーんて指定されると、青い顔をする生徒が多くいるものだ(笑)僕が留学していたときも、ラテン文字派のポーランド人がキリル文字を読み上げるのに苦労していた。キリル文字の筆記体で書かないといけない作文のとき、彼らが「え、これブロック体?!」みたいな拙い筆記体で先生を絶句させていたのが懐かしいw

では母語にキリル文字が採用されているセルビア語学習者は筆記体もらくちんなのか?
それはどうやらちがうみたいだ。ロシア人とウクライナ人は自信満々でキリル文字の作文を提出するが、幾つかの文字を赤ペンで直されていた。(あ、ちなみにぼくも同じミスで赤ペン入れられましたけどなにか?)
ロシア語を例にとって説明すると、ロシア語の文字は33個。それに対してセルビア語は30個の文字がある。しかし、両者の文字は24文字が共通しているので、初学者でも文字を読むのに苦労しない程度だ。じゃあ共通している文字以外を覚えてしまえばあとは楽勝?・・・とは、残念ながらいかない。印刷される文字では同じでも、筆記体の書き方が両言語間でちがっていたりするのだ。具体的に文字を挙げると、г(小文字)、Д(大文字)、ж(大文字・小文字)、п(小文字)、т(小文字)、ч(大文字・小文字)の6つが、ロシア語・セルビア語で書き方が違っている。線が一本多い・少ないならまだしも、根本的に書き方が変わるものもあるので、キリル文字使用者であるロシア人でも最初はこのちがいにてこずるのだ。
※【追記】ロシア語との違いをもう一つ挙げるなら、ロシア式筆記体では字を斜めに、セルビア式では印刷体のときのように縦向きのまま書くという傾向が挙げられる(どうやらこれは中欧でみられる特徴らしい)。もちろん、個人差はあるのだが。

という風に、キリル文字を知らないものにとっては「一から覚える」、「筆記体を書きなれる」のに時間がかかり、キリル文字使用者には「セルビア式筆記体ルール」をきちんと身に着けるという課題があるのだ。あーなんてとっつきにくい言語なんでしょう(笑)まあでも、慣れえてしまえばロシア・キリル文字の筆記体との区別も難しくはありませんし、ラテン文字並みの速さで書けるようになるものです。

日本ほど「きれいに字を書きなさい!」などと手書きの文字の与える印象をとやかく言わないけれど、同じような印象は、セルビアにも少なからず存在するみたいです。インターネットのおかげで連絡はずいぶん楽だけど、まだまだ見えない部分が残っていると思うと、手紙で連絡をとる楽しみも増える気がします。

怠け者の夏休み

頭の中の焦りと実際の行動(=怠けっぷり)との乖離が激しいおかのです、こんにちは。
あんまり何も成し遂げられなかった夏休みが終わりに近づいていますが、じゃあ何をすればいいのかもよくわからないです。我ながら最悪(笑)

休み中頑張った、いやちまちまと続けていたことといえば
―なんとまさかのポーランド語(注:あくまで娯楽ですw)
4月に始める宣言をしてから何回か「もうめんどくさい」と投げ出しそうになっていたんですが、ポーランドに住む友達たち(そんなに仲良くないんだけどw)の励ましもあって、辞書を引きながらメールを書いたりできるまでになりました。ただし、話す練習が皆無なのでほとんど話せません(爆)
ロシア語とセルビア語からみれば従兄くらいの存在であるポーランド語は文法の大部分が前述の二つの言語と共通しているんですが、子音・母音交代のバリエーションが複雑だったり、固定アクセントが意外にもやっかいだったりとやっぱり「別の」言葉なんだなあと感じさせられます。あと、文中にプシェとかプシとかが出てくる確率が高くて、正直読むのに舌がもつれますwまあ、夢のポーランド旅行のためにも頑張ります。

こんな楽しくない(!?)娯楽のほかはというと、
この夏は海外へいくみんなを羨みながら、家でおとなしくしていました・・・!?

あ、でも振り返ると、
結婚式でたし、ロシア人ズを連れて大阪観光したし、フィリプと何度か遊んだし、友達とロシア料理屋さんでランチしたし、美術展いったし、学科の子たち+ロシア人でソヴィエト無声映画ポスター展にいったし、セルビア留学のときお世話になった方とひさしぶりに会ったし、卒業した先輩と再会したし・・・いろいろ楽しく夏をすごした気がしますvあとは東京いくだけ!

9月に入ってからは、将来どうなるのかなーともやもや考えをめぐらせております。今年大学を卒業したモスクワのみんなから、進学することにした!とか、今仕事探してるよ!とか、やっぱり別の大学に入ることにした!とか報告を受ける中、半年後の自分を想像してみたり。どんな道であれ、みんなに胸張って報告したいなあ。

さて今日はバイトもないので、
音楽を聴きながらのんびりと手紙でもかきまーす。

ではでは。

セルビア人に「おばあさん」をプレゼント

先日は同じ学科の友達とロシア料理屋さんにいってきました。
知っている先輩がそこで働いているというのをレストランのドアを開けるちょっと前に窓越しで知りました。会うのは1年半ぶりくらい?久しぶりに元気な姿をみれてよかった。

ランチとデザートに出てきたのは、冷たいスープ・スヴェコーリニクとピロシキ、つぼ焼き、クワス、ロシアンティー、ブリヌイとなつかしいものばかり。スヴェコーリニクは食べたことなかったけど。笑 ウクライナ人シェフの手によって本場の味が再現されていて(と勝手に思っている)大満足でした。

なつかしいランチの後は県立美術館へ。日本の表現主義展。日本史でやった明治から大正初期の美術があますことなく集められていて興奮しました。ロシア・アヴァンギャルドとリンクする部分も沢山あって、高校生のときに資料集で楽しんでいたのとはちがう角度でものを見れてよかったです。誘ってくれた友達ほんとありがとうv

美術館を出たのが17時半くらいだったのだけど、その後会う予定のセルビア人フィリプが18時半に美術館の前に行くというので待つことに・・・


日陰のベンチで気持ちよく読書・・・


となるわけもなく30分くらい転寝。笑


18時半には無事フィリプに会う。
この日、普段からよくしゃべる彼はいつにもまして絶好調で、とにかくよくしゃべっていた。

まず、蝉時雨という言葉を教えてもらったということ話してくれた。セルビア語に対応する表現がないのは納得できるが、驚いたのはフィリプがセミという単語をセルビア語で知らないのだ!英語で言ってもピンときてないようだったし。

その後はセルビア語におけるトルコ語彙の話、セルビアの王様で7歳で結婚したやつがいるんだとか、学校で習う歴史にはアジアは入っているかとか、日本人の教授にセルビア語には格変化がありますって言ったら「そんな難しい言葉したくない」というリアクションをされたとか、いろいろ。

最近はユニクロで服を買うのが楽しみだそうで、セルビアにはこういうのがないんだよ!とちょっと不満そうだった。来週には帰国するので、お土産のことを一生懸命考えているみたい。

その後はしばらくジャズのコンサートを聴いて、またふらふらと散歩。
「帰国したらマケドニアのオフリドにいきたいんだ」というので、「そこいったよ」というとびっくりしていた。バスで12時間我慢すればあんなきれいな場所にいけるのに行ったことないなんて!!

途中セルビア人がだいすきなパラチンケことクレープの列に並んで、いつのまにやら神戸駅までたどり着いていた。クレープを食べた後の手がべたべただったので、2人してトイレをさがしました。笑

出発までにいつ会えるのか分からなかったので、この日に餞別のようなものをもってきていた。日本のものとロシアのものをひとつづつ。ロシアのものは、定番のマトリョーシカ!というチョイスだったんだけど・・・


「はい、フィリプ、これプレゼント。」

「わー!なんてきれいなバーブシュケ!

・・・バ、バーブシュケ?
(※ロシア語でバーブシュカはおばあさん

「ちがうよ、これはマトリョーシカ!バーブシュケ(おばあさん)じゃないよ!!」

「え?でもこれ、セルビア語ではバーブシュケっていうんだよ。」

「ほんとに?」

「ほんとだよ。

・・・・ところでバーブシュケってロシア語でしょ?どういう意味なの?」

し、知らないのか・・・orz


という感じで、
「マトリョーシカ」は他の言語でも変わらないと思ってた僕はすごくびっくりしました。
どんな経緯でバーブシュケと呼ぶようになったんだろう?不思議。

それにしても、おそるべしセルビア語。
美しく着飾ったマトリョーシカをみんな「ばあさん」呼ばわりするなんて

もーすぐ夏休み!そして連絡求む!!

いきなり本題から脱線しますが、

紆余曲折を経て、進路が決まるのが来年の2月中旬になりました。
あと半年は長いのかなー、短いのかなー。
卒業旅行っていつのタイミングで行くんだろうっていうのが今一番気になります。はは。笑

まあ、そんなことはさておき、前期試験が終われば夏休みが始まります。
予定はあんまりないんですが、地元には帰らないのと東京に行くのはほぼ確実です。
9月頃にふらっと東京に現れるので、
関東方面のひと、時間あったら是非会いましょう!!

8月はたぶん図書館で涼んだり、バイトでにこにこ笑ったり、
セルビア人のともだちが帰国するのでそれまで相手してもらったり、
いつのまにかベテラン化してるサマースクールを手伝ったりが中心になるのかなー。
うーん・・・・・・もうちょっと予定がほしい。笑

ところで、同期でもう卒業しちゃったロシア学科のみんな、住所教えてね。
3月にロシア行ったときに買った絵葉書で近況報告するからv

東京の人も連絡おねがいねー!!

おわり。

ぐだぐだとたべもののはなし

一週間ほど前、セルビア人フィリプと一緒に動物園に行った帰りのこと。

偶然見つけたクレープ屋さんで足を止め、
「見て!日本のパラチンケ!!(セルビア語でクレープ)」といってみた。

この言葉にセルビア人もちょっとテンション上がって、
ちゃっかり2人でクレープを食べました。

セルビアのクレープには、
砕いたビスケット&コンデンスミルク・ジャム・フルーツをよくいれるけど、
日本みたく生クリームは入れない。

スロヴァキアのクレープにはアイスが入ってるよっていったら、
セルビア(および旧ユーゴ諸国)では稀だっていわれた。
同じクレープでも色々違いがあるみたい。

一方ロシアのクレープことブリヌイには、蜂蜜・コンデンスミルク・スメタナをはじめ、
ハムにきのこ・チーズ・鮭・イクラなど塩気のあるものも入れる。
生地そのものも、そば粉で作るレシピもあったりしてこれまた複雑。

クレープの話はこれでおわり。

最近ロシア料理の本を借りたので、
そこに入ってるコーカサス料理やその他の国々の料理を作ろうと頑張ってます。(邪道)

今週はベラルーシのお焼き的存在のドラニキとグルジアのパン・ハチャプリを作りました。
個人的にハチャプリがパンなのにフライパンで焼いちゃうのに驚いた。
実際に作ってみないと分からないことも多くて、ほんと発見だらけです。

個人的に今いちばん作りたいのはタタールのお菓子チャクチャク。
レシピはあるんだけどけっこう手ごわそうなので腰がひけています。
一緒につくってあげるよーという心の優しい方、チャクチャクパーティーしましょう。笑

はい、これで料理してる話おわり。

ほんの数日前、スウェーデン人の子とチャットしていたとき、
料理のことを思いだして、

スウェーデン料理ってなにがあるの?ヤンソン氏の誘惑ってスウェーデン!?

ときいてみたら

どうやらあたっていたみたいで、
友人は日本人がIKEA以外にスウェーデンに関する何かを知ってることにびっくりしていました。笑
(ヤンソン氏の誘惑をIKEAのカフェでみたなんてもはやいえないけれど!笑)

ヤンソンさん(ベジタリアン)はどうやら実在しなかったみたいですが、
そんな彼を誘惑するほどおいしいというのが名前の由来みたいです。

どうでもいいけど、ヤンソンさん自身は誘惑してこないらしい。
英語ではJansson's temptationだから、てっきりヤンソンさんがなにかしてくるんだと思ったよ。

これでぜんぶおしまい。

食べ物の話はいつしてもおもしろいです。

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